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その十六

坂道にありて背を押す梅花かな
住む人が変われどそこに梅の花

土手に咲く菜花束ねし幼子よ
犬遊ぶ土手に一面菜の花や

ブロック塀こっそりこちらを見る馬酔木

いづこでも可憐に咲きしカタバミや

へびいちご橋渡りたる仔を想ふ

甘酒をちびりちびりとお八つ時

臭へども美味き実思へば栗の花

地に落ちて道彩れり花石榴

雨空の地表に瞬く万年草

あぢさゐに移ろふ心重ねつつ

ゆくりなき嵐の中の花の宴

誘はれて見上げし咲きの藤の香よ
藤の香にふと現実に返りけり
いひにほい藤棚くぐりて驚きて
藤棚に父のどや顔想ひ出し

大輪のにほひにつられ虻せわし

朝ぼらけメマツヨイグサ名を留め
月見草振り向き我を見る娘

初盆の祭壇の前に寝転がり

行く季節ハイビスカスにも見送られ


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